好喜心は何とかをなんとか

宮尾美也さんのことを中心とした私趣味のことを書いたブログです。毎週末付近に更新予定。

『V』それは歩くような早さでキミを

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↑筆者

 

皆さまはVtuberさんの動画って見られますか?


私はほとんど見ません。

 


見ません…でした。先日までは。

 

 

 


【私とV】


事の発端は数ヶ月ほど前。


飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博している壱百満天原サロメ嬢のミリシタ配信を見たこと。


当初、この事が発表された時には、なぜVtuberがやるんだ、というちょっとした嫌悪感があったように思う。


ただ、サロメ嬢の切り抜きはYouTubeでチラッと見たことがあったし、不思議と興味を惹かれたので見てみることにした。

 


面白った。

 

 


思っていたより面白かったのだ。


そうしたサロメ嬢の配信を見て、最近Vtuberというものをそういえばちゃんと見たこと無いなぁと思い、YouTubeでいくつかザッと見てみようと思いたった。

 


私はひねくれているので、サロメ嬢の配信の後、『ミリシタ始めました』というツイートをいくつか見かけた中で、サロメ嬢→ミリシタがあるなら、逆にミリシタ→Vtuberがあっても良いじゃないかという気持ちだった。

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サロメ嬢を意識した筆者。

 

 

 

 


とはいえ私は今のVについては、どんな人がいるのか、ほとんど知らない。

 


Vtuber黎明期の頃にシロとミライアカリを気が向いたら見ていたり、その後に月ノ美兎が出てきて、ヨーロッパ企画のゲームを遊んだりしてるのを見ていた程度。その頃から歴史は止まっていた。


個人的な印象として、昨今のVtuberの方々は1時間以上の生配信がメインになっているように感じてしまい、その配信を見ている間、画面に張り付いてなきゃいけない感じがして、できることがソレしか無くなってしまうので、あんまり自分のライフスタイルに合わないなーと感じたことと、Vtuber界隈のみの話ではないのだが、スパチャというシステムが露骨にお金というモノが、目に見えてしまい、微量な嫌悪感を感じるようなってから、Vtuberとはだんだんと距離をとるようになっていた。

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↑スパチャに嫌悪感を示す筆者

 

 


そんなこんなで数年ぶりにVtuberというものをまじまじと見てみたが、まぁみんな可愛い。


声も見た目も。


特にカタコトの日本語を話すサメの子がいて、これは本当にハマったら自分がイケナイ所に行ってしまう気がして、あえて避けようと思うくらいに可愛かった。

 


しばらくの間は仕事を終えた後、ご飯食べながらにじさんじやホロライブなどのVtuberの切り抜きを見るという生活をしている中で、目を引くというか、目を疑う動画と出会った。

 


それが、『イチジク浣腸をしながら、睡蓮花を歌う』という動画だった。

 

 


【震える感性】


これも切り抜きではあるが、本当に意味がわからなかった。


ただ、見てみたら意味は分からんが面白い。


なんでこんなことをしているのか分からずこの配信をしていた、大代真白(おおしろましろ)のことをまず調べて、そこから彼女があおぎり高校というグループに所属していることを知った。


そこで次はとりあえず、あおぎり高校の直近の動画を見てみようとなり、チャンネルを見たところShorts動画が大量に出てきたので、まずコレを全部見た。

 


特に『実年齢を暴く方法』という動画で初めてやったポケモンのタイトルを大代が答えた際に、おそらく同年代かその近くであることが感じ取れた辺りから、あおぎり高校というこのグループがたまらなく気になりだし、過去の動画をとりあえずいくつか見てみた。


そしたら出てくる出てくる。


下ネタ動画にアニメに、下ネタ動画に下ネタ動画。


悔しいが自分の感性にけっこうバシっと刺さってしまった。

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↑下ネタ企画動画を真剣に見る筆者

 

 


アニメの方は歳をとったからなのか、早口が上手く聞き取れないのとノリが少しついていけないところもあった。


それでも『第32回王位争奪戦…』という動画は、タイトルからしてこんな汚い日本語があったのかと思うくらい酷いタイトルがつけられていて笑う。

 


悔しいが、この動画が決め手となって、私はあおぎり高校のチャンネルを登録した。

 


この良くも悪くもぶっ飛んでいる集団は、私を知らない世界に連れて行ってくれる。そんな感じがした。


物理的に感性を揺さぶられたような気さえしたのだ。

 


というか、今のVtuberってこんなことまでしてるんだな…。

 


【嫌よ嫌よも、好きのうち】


結局、このチャンネル登録を皮切りにグループメンバーの個人チャ ンネルも何人か登録した。

嫌悪感を抱いていたVにどっぷりはまってしまったのだ。


後出しにはなるけれど、当初Vを嫌悪していたのはライフスタイル に合わないというものの他に、おそらくではあるがちゃんと見たらハマってしま う自分が容易に想像できてしまったことも理由ではあった。そして案の定そうな った。


やはり、嫌悪したりするのも嫌よ嫌よも好きの内ということなのだ ろう。

興味がなければ嫌いという感覚すら湧かないのだから。


好きの反対は無関心ということだ。

 

 

 

しばらくは、あおぎり高校に私はハマっていると思う。

 

ここから、他のグループとか見たりするのかどうかはまだ分からな いが、しばらくはこのグループと個人チャンネルのほうで満足できそうだ。(というか、過去アーカイブまで見ていると、とてもじゃないけど時間を取られすぎ て追いきれない。)


とはいえ、個人的にV=スパチャといった個人的なイメージはまだ 拭えていないので、ハマりすぎず、のめり込み過ぎずの程よい距離感で楽しんで いきたいなと思う。

 

ここまで読んで、もしあおぎり高校に興味が出た人はぜひともYoutubeで見てほしい。

 

そして気に入ってくれたら、一緒に笑おう

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