【私は神になりたい】
11月。
私はTwitterにて『#ミリシタアートコンテスト』というハッシュタグを見るのが好きでした。
公式から供給されたこのハッシュタグには、多くのPの方々が作ら れた創作物が並べられており、見ていてとても刺激をもらいました。
私自身も過去に作った、まゆ毛クッキーと、みやみやチャーハンをコチラに投稿。
私の普段のツイートに比べて、多くの反響をいただけて嬉しかったのが記憶に新しいです。
さて、ここで少し過去の自分語りをします。
以前のブログでもさらっと触れましたが、私はこうした自分で何か を創作するのがある種の夢の一つで、特に1を10や100にするより、0から 1を生み出す人に強い憧れがありました。
私は”神”になりたかった。
創造をしたかった。
そんな思いを胸に抱え、年々、Twitterにハマっていく中、 そこで見られる多くのきれいでかわいいイラスト達に心躍らせつつ、どこか自分とは遠い世界を感じていました。
しかし、インターネットが普及し今では誰でも情報を発信できるようになった世界で、ネットに触れてむき出しにされた承認欲求は化け物のように肥大し、自分を苦しめていました。
自分を評価してほしいが、評価してもらうものがない。
創作者を羨望の眼差しで見て、憧れはするが自分は創作をせず、そ の結果の賞賛のみを追い求める姿に自分自身醜いなと思ったことが何度かありま す。
ただ、今ではモザイクアートや、趣味として始めたお菓子作りを通 して、自分なりの表現の仕方を少し学び始めることができました。
当然、自分よりうまい人なんて星の数ほどいます。
さらに私自身、そんなに上手に作れているわけではありません。
でも、宮尾美也のまゆ毛クッキーを作ってネットに上げていたのは (おそらく)私だけなのです。
このまゆ毛クッキーを思いついたとき、ほんの少しだけ自分だけが 表現できる世界というものを理解したような気がしました。
という具合に、上記の語りでは分かりにくいでしょうが、どんな拙 いものでもそれを世に出して評価されないと、自分自身の表現なんてものは分からないんじゃないか、と思う訳です。
個人的に、上記に書いたような創作したいと思うけど、できないと思っている。
何かを作ったことも、作ろうとしたこともないけど漠然とした羨ましさだけはあるって人は多くいるように思います。
私がそうでした。
過疎ブログのカスが何言ってんだと思うかもしれませんが、私は創りました。
宮尾美也という要素から、自分なりの『何か』を作り上げています 。
このブログだってそうです。
過去に、宮尾美也と山登りしたブログを見たことありますか?
宮尾美也×チャーハンなんて公式からも供給されてないトンチキな組み合わせを勝手に推しているブログを見たことありますか?
宮尾美也の名前を勝手に姓名判断にかけて、ニヤニヤしてるブログ を見たことありますか?
私が知らないだけであるかもしれない。
でも、私が知る中では私しかいない。
だから、これが私の世界なのです。
私だけの表現なのです。
残念ながら、まだあまり評価はされていませんが今後も続けていきます。
だって、楽しいので。
【君の世界】
私個人としてはこの『#ミリシタアートコンテスト』というハッシュタグは上記した人にとっての最初の足掛かり的なタグとして、今後も根付いていってほしいなと思います。
キャンペーンとして生まれたタグですが、今回のこのキャンペーンを通して自分も何か作ってみようとそう思う人が増えていたらいいな。
Twitterにはキラキラと輝いているイラストや文章が多くあります。それを見ると、自分の書いたイラストやブログなんてものは大した価値がない のではないかと思ってしまうのも無理ないように感じます。
でも、あなたの書いたイラストや文章はあなたにしか書けないのだから、それだけで価値があるように私は思います。無理にとは言いませんがだからこそ、それを人目につくところに出してあげることが必要なんじゃないかな、 と。
そこには上手いも下手もないような気がします。
あなたの、あなただけの表現が見たいのです。
個人的に宮尾美也さんに関する創作はどんなものでも尊敬して見ています。この方は、こんな風に美也さんが見えているんだな、という新しい気づきにもなりますし。
こんな無名の輩が言うのもおこがましいですが、もっといろんな人の創作を見てみたい。
やりたいという思いはあるけど、やったことないという人こそ、とりあえず、なんでもいいのでやってみるべきだと思います。
正直、私は宮尾美也さんの名前を 借りていろいろとやってみようと思ってる。そんな私の創作を嫌っている人もいると思うけど、申し訳ないが当人は楽しいです。
私なりに宮尾美也さんをどう表現するか考えるのは楽しいし、その創作のアウトプットのために自分の世界を広げて色々なモノに興味を示すのも楽しくてたまらない。
『センスが無い』と思う人もいるだろうけど、個人的には誰でもセンスはあると思う。ただそれが人と合うか合わないかというだけ。
繰り返しになりますが、とにかくこのキャンペーンやタグを通して、創作をする人が増えたら良いなって思ってる。
とはいえ、無名の評価されてないヤツがあーだーこーだ、言ってるだけ。居酒屋のカウンターで隣に座る冴えないオッさんが人生の厳しさを説いてくる程度の戯言です。
ただ、私はこうした事をしてから、少しだけ人生は豊かになったような気はする。
やりたい、と思った時が始め時なんだろう。
お前もカミにならないか?