好喜心は何とかをなんとか

宮尾美也さんのことを中心とした私趣味のことを書いたブログです。毎週末付近に更新予定。

【短文】美也太郎

f:id:nama-kara-age:20211211181221j:plainむかし、むかしある所に

 

おじいさんとおばあさんと宮尾美也さんが住んでおりました。

 

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に宮尾美也さんは学校へ行きました。

 

おばあさんが川で洗濯をしていると、川上からどんぶらこ、どんぶらこと大きな桃が流れてきました。

 

おばあさんは、その桃を拾い上げると家へと持って帰りました。

 

その日の夜、おばあさんは川で桃を拾ったことをみんなに伝えました。

 

すると美也さんはがこう言いました。

 

「桃は冷やし過ぎると良くないんですよ〜。一つ一つ新聞紙で包んで常温で置いておき、食べる少し前に冷蔵庫に入れると冷たくて美味しく食べられます〜。」

 

おじいさんとおばあさんさんは、美也さんの言葉に驚きました。

 

「これでも学校では、困ったときの美也ちゃんと有名なんですよ〜。」

 

ハハハと、おじいさん達は笑い合いました。

 

今夜もこの家からは笑いが絶えなかったそうな。

 

 

めでたし、めでたし。