好喜心は何とかをなんとか

宮尾美也さんのことを中心とした私趣味のことを書いたブログです。毎週末付近に更新予定。

宮尾美也を感じたい

宮尾美也を感じたい

 

               アイカ

 

1:はじめに


 「156」と「46」これらの数字が何を表すか分かるだろうか。答えは宮尾美也の身長と体重である。美也Pの方々であればこれは容易な問題であったかと思う。唐突にこの数字を出したのには理由があり、それは私が今年に入ってからこの数字にとても魅力を感じているからである。

 東京都の条例にある言葉を用いれば、宮尾美也非実在青少年。フィクションの存在だ。現実に存在しないからこそ、そこに手を伸ばし触れてみたいと焦がれてしまうがそれは叶わない。しかし、上記の数字が公式から発表されているということで少なくとも私たちは宮尾美也の大きさや重さを知ることができる。この数字が2次元と3次元をつなぐカギとなるような気がし、そこを追求していけば、宮尾美也の存在を少しはこの現実でも感じ取れる気がするので、これらの数字にとても魅力を感じているのだ。

そうなってくると、もっとこの現実世界で美也を感じたくなってしまうのは美也Pであれば必然のことであろう。

街を歩いていても156cmほどのモノが目に入れば美也を感じ、46kg程度のモノを持ち上げたら美也を抱っこしたらこれくらいかな、と考えるようになってしまうのだ。

今回は「46」、こちらの数字に注目してみたいと思う。少し個人的な話になるのだが私は女性に上に乗っかられるのが好きだ。人の重さを感じ、時に少し苦しさを感じるのが無性に心地いいのである。ここまで言えば私が何を言いたいか賢明な人なら気づいたのではないだろうか。

そう、私は宮尾美也に「座られたい」のだ。

 

 

2:みや準備


 というわけで、美也に座ってもらうためにもまずはこの世界に宮尾美也を召喚しなくてはならないが、それは非常に困難である。そこで実際に美也が座った時と同じ重さを感じられるようにすれば実質、美也に座ってもらえていることと同義ではないかと考えた。


 そこで、まず座った時の重さを割り出していく。人が座った際には、両足を除いた胴体より上の部分の重さが座られた人にはかかってくると考える。メヂカルフレンド社の基礎看護学によると、人体の部分ごとの重量比でみた際に、ヒトは片足だけで体重の約16%の重さ1)となっており、両足だけで体重の約32%の重さがあることが分かる。ここでは計算しやすいように約30%とする。そしてその重さを全体重から引いた、体重の約70%が座った時の重さと考えることができ、宮尾美也の体重46kgの70%である32.2kgが私の求めていた重さであると分かった。


 重さが分かれば、あとは早い。ホームセンターへ行き、重さと座られた時の圧力感を兼ね備えたものを見繕った結果、園芸用の土を32.2kg分購入し、それに美也の顔を付けてフルグラフィックTシャツを着せ、私はこの世界に座った時の宮尾美也を召喚した。ただ、これを美也と呼ぶのは気が引けるので、M.I.Y.A【Mythical Imagination Young Avatar】(以下、「M.I.Y.A」という)と称する。いよいよ実践である。



3:みや体験


M.I.Y.Aも完成したので早速、その重さを体験していきたいと思う。今回は座位と仰臥位(仰向け)の時にもし美也が私に座ってきたらという2つのシチュエーションで楽しみたい。

 まず、座位時である。家にはソファがないので床にあぐらをかいて座っている時に、美也が私の脚の上に座ってきたと仮定する。実際にあぐらをし、その上にM.I.Y.Aを置くと正直、重さが直に脚にきてつらい。長時間このままの姿勢でいるのは無理だなぁ、そう思っていると何処からか「重たくないですか?」そう美也から声をかけられたような気がした。プロデューサーである私が、担当アイドルに座られたくらいで弱音を吐いてはいけない。不安を与えてしまったことを詫びるように後ろからM.I.Y.Aを抱きしめると妙な安心感がある。M.I.Y.A自体にボリュームがあるからだろか、固めのクッションみたいなのに、実際に人を後ろから抱いているように錯覚し高揚感を覚える。とはいえ、足のほうが限界になってきたので5分ほどでM.I.Y.Aには脚から降りてもらった。思っていた以上の満足感と、若干の虚しさが頭をよぎったが、座位でこの満足であれば仰臥位で座ってもらった時はこれ以上なのだろうと思い込むことで、心なしかなんとも言えない勝利を胸の奥に感じていた。次は仰臥位である。


 布団に横になり仰向けになって、まずは自分の腹の上にM.I.Y.Aに座ってもらう。ずっしりとした重量感が腹部を圧迫し若干の息苦しさを感じる。そうそう、これこれ。この感じだ。美也の重さで苦しめられているという事実に恥ずかしながら興奮してしまう。脚の上に乗せた時と比べて広い面で受け止めているからか、苦しさこそあれど、早めに降りてほしいという感覚はなく、むしろしばらくすると次第にその状態に慣れ始めていき、違和感なく過ごすことができる。なんなら、美也が全体重を預けてくれているのだという信頼に満ちた行為に全身が満たされる。実際にこの時は、美也にめちゃくちゃ甘えられているような感覚が私の体を包んでいた。少し私が体を動かすと(実際には腹から落ちないように自分でバランスをとっているが)美也自身が私のお腹の上から落ちないように重心移動をしているように錯覚し得も言われぬような興奮がここにもあった。

 

 ここまで来たら更なる体験を求めてしまうのがオタクというものだろう。私は腹の上で座っていたM.I.Y.Aにそっと胸の上の方へと移動してもらった。

 

Sparking!!

 

 胸にかかる圧力は先ほどまでとは比べ物にならず、息苦しさと圧迫感が私を襲う。「苦しい」、だが不思議なことに私の口角は緩んでいた。不思議だ。この謎を解明するためにももっとこの状況を味わわなければならない。腹の上にいた時がじゃれて遊んでいたとするならば、こっちは少しアダルティックな世界に感じてしまう。ふと、顔を上げると胸の上で座りこちらを見下ろしながら微笑む美也の幻覚が見える。可愛いな、小悪魔め。

 さすがに胸の上に長時間座ってもらうことは私には困難であったため、再びお腹の上に移動してもらう。仰臥位で座ってもらって早15分近く経つ、体の上に座ってもらっているこの状況にも慣れ気のせいか体温すら感じ始めてきている。それと同時に腰の方にもやんわりと違和感を感じ始めたので、名残惜しさはあるがM.I.Y.Aには体から降りてもらい、今回の体験を終えた。

4:感想

 今回の体験によって正確ではないが、M.I.Y.Aを通し宮尾美也の重さを実感することが出来たのではないかと考える。

 しかし、重さの算出の仕方がこれで正確だったのかというと不安は残るので、これはあくまでも参考程度のものとしておく。ただ、今回の方法を用いれば劇場の全てのアイドルに座ってもらうことができるし、なんなら1人と限らず、2人に座ってもらうことも可能である。Cleaskyの2人に同時に座られたとしたら、幸せが勝つか興奮が勝つかのどちらか1つだと思う。

 

また今回、宮尾美也の重さを感じられたことで自分の中で満足感がとても大きかった。これは決して、美也の重さで圧迫をされたことが嬉しかったからではなく、彼女の実体をこの現実世界で少しでも感じ取ることが出来たように思うからである。とはいえ、彼女の魅力をアピールするためというよりは些か自分の欲望に強く焦点を当ててしまったようにも感じるのでそこは反省したい。

 

ただ、2次元と3次元という交わらない2つをこうした行為で、半ば強引にでも接点を持たせたことにより、少しくらいは彼女をアピールすることの足がかりくらいにはなったのではないかと考える。存在しないのならば存在させてしまえばいいのだ。

改めて、今回の体験を通して私は宮尾美也さんを体感することが出来たと考える。次回また機会があれば、今度は身長を用いて何かしら宮尾美也さんを表現出来たら良いなと思う。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

参考文献

今留忍・野口善子(2021),看護学入門 基礎看護2,メヂカルフレンド,P291図2-35 身体各部での体重重量比