好喜心は何とかをなんとか

宮尾美也さんのことを中心とした私趣味のことを書いたブログです。毎週末付近に更新予定。

推しにおススメされたので軽率に山に登ってきたオタクの話

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先日、長野県は富士見市にある富士見パノラマリゾートへ行ってきました。

 

目的は、入笠湿原と入笠山の登頂。


今回は、ここに行くこととなった経緯と、その道中について書いてみたいと思い
ます。


【時間音痴】

 

さて、ではなぜここへ行くことになったかからお話ししますと、私の推している声優、桐谷蝶々さんがメインMCをされているラジオ、『桐谷蝶々のCheer Radio』(以下、チアラジと称す)にて、蝶々さんにおススメされたからという単純なもの。

 

実際に、今年の夏どこか行ったことのない遠くへ行きたいと思っていましたし、昨年の今頃も近所の山に登っていたので、そろそろそういう時期かなと考え、こちらへと行ってきました。ただ、かなり思い付きで入笠山へ行くことを計画したので、日帰りの強行プランとなってしまったのは今思い返しても、 結構大変だったなと思います。


八王子から高速で約90分!というアクセスのしやすさをウリにするようなことが、公式ホームページに書かれていましたが、地元の県からは片道約5時間かかるため、正直かなり遠かったです。ただ、計画の段階では、この片道5時間というのも運転するまであんまり深刻に考えておらず、車を走らせても走らせても 、目的地はおろか長野にすら入らないと感じたあたりで、もしかしてこれってかなり遠いのではないかと気づきました。

 

完全に時間音痴です。

 

あと1時間30分、車を走らせれば家から福島の郡山駅に着くと考えるとやっぱり5時間運転てのは相当遠かったなと。ただ、この時間間隔がよく分かっていないおかげで長時間運転がそこまで苦に思わないので、バカってのも悪くないですね。

 

 

【一人じゃ山は登れない】

 

朝4時に起床して5時出発。

いつも通り、美也さんもご同行。

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その後はただただ、淡々と車を走らせて10時ごろ長野県岡谷に到着し、この時点で山を登るには遅い時間になってはいたものの、この日発売の遊戯王の新弾を買うためにちと寄り道。

 

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そのあと、もう30分ほど車を高速を走ったら、目的地である富士見パノラマリゾートに到着しました。

 

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結構、この時点でクタクタではありましたがすでに時計は昼前になっていたので、とりあえず、ゴンドラ乗り場を目指します。ふもとの方は天気は良いのですが目指す山頂方面は何やら雲行きが怪しそう。

 

美也さんも心配そうに空を見上げます。

 

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ゴンドラ乗り場へ。

 

 

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ハイキングの人よりはマウンテンバイク目的で来ている人が多い印象を受けました。順番的に知らないバイカー(?)の人たちと相ゴンドラになったりするのか不安でしたが、そんなことはなく一人でゴンドラに乗車。ぼっちにやさしく助かります。

 

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見えるかい、美也さん。これがゴンドラの景色だよ。

ずいぶん高いところまで来ちゃったね。

 

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ゴンドラに揺られること数分。ゴンドラ山頂駅に到着し、ここからハイキングが始まります。麓から見て、天気がいまいちそうでしたが、案の定霧がかかっていて下の景色が見えない始末。この先が不安になってきます。

 

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とりあえず歩き出し、まずは入笠湿原を目指して歩きます。意外と、自分以外に登山者がいないので美也さんと二人で景色を見ながら歩いていく。

 

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前回登山したときの失敗を生かし、今回は虫に刺されてもいい覚悟で、しっかりと半袖を着て荷物を軽くする。家を出るときに計りましたが、大体リュックを合わせて3kgほど。そこに宮尾美也さんが2人入っているので、合計95kgの荷物を背負っております。

 

そうこうしていると、割とすぐに入笠湿原の入口へ。

 

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景観を守るため、動物が入らないように扉が設けられておりました。

 

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扉を超えてしばらく歩くと、眼前に広がる青々とした美しい景色!

これは、写真では分かりづらいですが、生で見るとその綺麗さに驚きます。

 

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まさにザ・自然って感じでした。この時は、その自然に目を奪われていたのと、ここから急に人が増えたので、美也さんが発見されて周りの人がパニックを起こさないようにひっそりと写真を撮っていたのですが、後から見返すとお花の写真をあまり撮っていないことが分かり、ちょっと残念。

 

この湿原を抜けると、いよいよ登山道が始まります。

 

湿原から5分ほど歩くと、もう一つのお花畑が出てきました。

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こちらでも花を見ながら山頂への歩みを進めていきます。周りに綺麗な花が咲いていたり、まったく警戒心のないトンボがいたりと楽しい気持ちで歩けるので、ここまででは全然疲れを感じる事はありませんでした。

 

悲惨なのはここからです。

 

お花畑を抜けると、一般的な登山道といった具合の道となってきます。なだらかな所から、すこし段差を登るような所もあり普通に疲れる。運動不足の人間には結構堪えました。緩やかに傾斜が続くところも地味にキツイ。

 

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途中何度か足を止め休みますが、以前登った山のように途中で休憩できるようなベンチや腰掛はないので地べたに座るのが嫌な場合、立って休むしかできないのもちょっとキツかった。そう思うと、前回の山はかなり優しかったんだなぁ。

 

歩き始めて1時間くらいしたところで、謎の分岐点も出てくる。どちらも所要時間は同じとのことですが、ここまで来た以上、自分に甘えたら後悔しそうなので、キツそうな印象の岩場コースを選択。

 

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初めこそ、岩場(笑)みたいな小さい岩を超えていくだけだったのが、途中からがっつりとデカい岩が出てきたり、上から捕まる用の鎖が取り付けられているものもあったりで、結局こちらを選択したことを後悔しました。

 

写真取るのを忘れるくらい、個人的にはきつかった。

 

 

一つの岩を登るたびに休み、そしてまた登るを繰り返し、登り始めてから約2時間かけて無事に山頂へたどり着くことが出来ました!

 

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ただ、この山頂がびっくりするくらい人がいた。山頂の看板の前でずっと誰かしら撮影をしているので、本当は美也さんと写真を撮りたかったがこればかりは断念。おとなしく、端っこの方で景色を眺めながら美也さんとお昼を食べました。

 

やっぱり、一緒だといつもより美味しいネ!

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おなかも膨らませ、景色を堪能したところで早々に下山。ゴンドラの最終運行時間と、何より山頂駅でソフトクリームを食べたかったので、気持ち足早に山を下っていく。

 

帰りは登った時とは別の迂回コースを下って行ったのですが、正直こっちも十分キツい。ヒィヒィ言いながら4,50分ほど下ることでようやく、山頂駅まで下りてくることが出来ました。

 

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ミヤの名を冠するトリカブトを眺めつつ、名物のルバーブを使ったルバーブソフトを頂く。暑さで火照った体に冷たく甘酸っぱいソフトクリームが染み渡っていき、心身ともに満たされました。

 

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たっぷりと入笠山を堪能したのでゴンドラで下山。帰りも一人でゴンドラに乗りましたが、よりによって1台だけあるバチバチに目立つゴンドラに乗ることに。係員さんはニヤニヤと笑っているし、後ろに並ぶカップルは不服そうな目で見ている。私が何をしたというんだ。

 

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仕方ないので、麓に着くまで一人撮影会を実施。

宮尾美也さん可愛い~!!!!

 

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撮影会も終わり、いよいよ麓へと接近。

 

こうして、今回の登山は幕を閉じたのでした。

 

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【総評】

 

今回1年ぶりに山に登りました。登り始めはやっぱり大変でしたが、登り切った時の爽快感というか達成感は確かに比類ないものかと思います。こんな自分でも出来た!っていう成功体験が私個人としてはたまらないものでした。

 

今回、ラジオでおススメされたところは3か所あり、まだ2か所残っているのでいつかそっちの方にも行ってみたいな。

 

結論として、なんやかんや登山は良いものだ。

 

美也さんもきっと、そう言ってる。