【言葉にできねぇ】
先日、ミリオンライブの9thライブが行われた。
待望のナンバリングの付いたライブだったし、待ち望んでいた分、それは最高のライブだった。個人的に推している桐谷蝶々さんもステージではめちゃくちゃ可愛かったしステージも良かった。
ただ、このライブを見た後、演者のツイッターに対して感想のリプ を送った時に思うことがあった。
私、ライブの後の感想で『素敵なステージでした』って言葉を多用するなぁ、と。
実際にステージは素敵だったし素晴らしかった。ただ、『どこが』 、『どんな風に』素敵だったのかという部分を言葉にできない。ライブを見た直後だったので、ライブが良すぎて刺激的過ぎたために、逆に記憶によく残っていないとい うことを過去にも経験したことはあるが、ただあまりにもこの言葉に逃げているように感じてしまった。
自分が感じた良さを、自分自身が言葉にできないというもどかしさ。
自分の学の無さを省みることとなった。
【おてがるに、ぼんやりと】
まず、言語化という言葉の意味を調べてみると『言葉で表現すること。感情や直感的なも のを説明・伝達可能にすること。』ということらしい。
説明・伝達可能にする、ということは自分以外に相手がいるわけだ。その相手に対して分かりやすく言葉で伝えられるようにすることが、難しいのだか、この言語化能力は今後も非常に使う場面が多いと思うので、1つこれを機にどうしたら言語化能力を高められるかを自分なりに考えてみたいと思う。
まず、言葉で伝える以上、語彙力を高めないといけないと考える。伝えたいことがあっても言葉を知らなくてはそれを相手に伝えることは難しいと思うからである。
語彙力を高めるとなると本を読んだりするのが良いんだろうか?
家の中を探してみたら、『美しい日本語選び辞典』なる本が見つかったので読んでみたいと思う。
次に必要なのは、言いたいことを纏める要約力だろう。言葉を長々と書かれても結局言いたい事がなんなのか伝わらなければ意味がないので、バシッと伝えたいことを端的かつ明確に言葉にできたらそれは十分、言語化出来ていると考える。
これを鍛えるには…、どうしたら良いのだ?
Twitterやこうしたブログもコレを鍛える訓練になっているのだろうか?
いや、でもダラダラと意味もない文章書くこと多いしなぁ。これはまた調べてみよう。
とりあえず、個人的に考えてみた中で、言語化には語彙力と要約力が大切だと思う。
ただ、こうした能力があまり無くても、何となく共感が得られ、伝わるように言語化できる言葉を我々は知っている。
それが、『ヤバい』と『エモい』だ。
コレを言っておけば、おてがるにぼんやりとだけど自分の思いを言葉に出来る。
ただ、これをしたくないから私は言語化の能力を上げていきたいのだ。
ヤバいくらい『ヤバい』に逃げたくないし、エモい思いを『エモい』で片付けたくない。
【借り物でなく自分の言葉で】
ここまで、読んで結局何が言いたいかというと、蝶々さんへのリプでミリオン9thライブの感想を少し具体的に言いたかったのだ。
蝶々さん本人には言えなかったが、このブログをここまで読んでくれた希少な読者にでも届いたなら嬉しいと思う。
早速、書いてみよう。
『9thライブお疲れ様でした。待望していた美也ちゃんの新曲のステージが見られてとても嬉しかったです。曲を聴いていて、お散歩をイメージしているように感じたので、歩くような振り付けがあったのは個人的に興奮しました。ステージを大きく歩いて移動とかしてくれたりして欲しかったという思いも少しあったりします。ただ、抜群のスタイルで、スカートから除く足に見惚れてしまいました。衣装もとても似合っており、帽子を被られているのもとてもキュートでした。本日は素敵なステージをありがとうございました。』
コレが書きたかったのだ。(記憶がうろ覚えなので実際と乖離はあるかもしれないが。)
冒頭に書いた『素敵なステージ』の部分がいくらか明確に言語化出来るようになったのではないだろうか。
こうした文章をパッと出せるように、コレからも精進していきたいと思う。
もっと言葉で、相手に思いを言語化して伝えられるようにしていきたい。
とはいえ、まだ要約力が皆無なので先程の感想は文字数オーバーなのだがね。