好喜心は何とかをなんとか

宮尾美也さんのことを中心とした私趣味のことを書いたブログです。毎週末付近に更新予定。

【一部ネタバレ有】ミリオンライブを見てきました。

f:id:nama-kara-age:20230827020427j:image

 

※前半はネタバレなし。後半は注意書きをした後、ネタバレ有りの感想となります。

 

 

 

 

【最高だね】

 

先日公開された、『アイドルマスター ミリオン ライブ!』を見てきました。

 

休日の夕方17時ごろに見に行こうとしていたので、休みの日だし、結構人いるかな?何人ほどいるかなぁ?と期待と不安が混ざりながら劇場へと足を向かわせたのですが、結果は私以外0人。

 

あれ?おかしいな。みんなもう見ちゃったのかな?

それとも時間が悪かったのかな?

 

ミリオンを見に来た同胞がいなかったのは少々寂しかったのですが、巨大な映画館の空間を1人で独占出来るかと思うと、それはそれで気持ちが高まりました。

 

 

というわけで、第一幕を見たわけですが、ざっくりとネタバレしない感想を述べると、『面白かった。そして、めちゃくちゃ気持ちが救われた気がした』というのが見終わって真っ先に抱いた感想です。

 

 

実際の映画館での音響とスクリーンの大きさで、身体全身がミリオンライブに包まれているような感覚が終始あって、それだけでえも言われぬ気持ちでしたし、実際にミリオンのみんなが歌い踊る様は、映画館で見なくともきっと感動するんだろうが、あの迫力を味わって欲しいと思います。

 

さらにアニメ化の話が本格化した際に、ミリオンは3DCGで描かれるということが分かり、個人的には少し不安もありましたが、実際見てみると3Dっぽさと言いますか、そうした違和感みたいなモノは殆ど感じることはなく、目の前に本当に生きているかのようなミリオンのアイドルたちに見入ってしまいました。

 

 

ネタバレ無しだと中々魅力は伝えづらいですが、個人的には劇場で見ても全く損は無い、むしろ今後第二幕、三幕と続くのだから今こそ見よう!といった気持ちです。

 

正直、今回ミリオンを見て勝手にシャニマスのアニメも素晴らしいんだろうなと思いましたし、シャニマスが全く分からない私ですら、劇場公開されたらシャニマスを見ようと思いました。

 

それくらい、今回のミリオンライブのアニメには熱が籠っているように思うのです。

 

 

みんなも見よう。

いや、見てくれ。

 

 

 

 

※ここからは、ネタバレ有りの感想となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【劇場版の良かったところ】

 

ここからは、作品の内容にも少し触れてみたいと思います。

 

個人的にこのアニメがヤバいな、と思ったのは1話で披露された『TOP!!!!!!!!!!!!!』でした。

 

仕事で劇場に足を運べず、感想のタグをミュートにしていたにも関わらず、公式の方から765ASも出ます!とネタバレをしてきたのはこの際、不問にしますが、そんなちょっとモヤッとする気持ちもまとめて払拭するかのように、この曲にやられました。

 

劇場だからこそのスクリーンと音の迫力もあったのでしょう。それでも目の前で踊る765ASの放つオーラは、劇場をライブ会場に変え、アイマスの映画がそこにある!ということを知らしめるような存在感がありました。

 

正直、私はここで泣いてしまいました。

 

765ASのみんながスクリーンでまた踊る姿に感動したのでしょう。ミリオンのアニメが本当の事なのだと実感したのでしょう。色々な感情が私の中を駆け巡り、出てきたのは感嘆の言葉ではなく、無言の涕涙でした。

 

ここの迫力は映画館ならではかと。

 

この時点で、私はこの映画の成功を勝手に実感していました。

 

先輩のチカラを少し借りる形にはなりますが、ミリオンライブのアニメへの熱を感じましたし、何よりこれまでアニメ化をずっと、ずっっっと待っていた古のミリオンPに対してのアンサーソングにもなっていたように思います。

 

ここに『TOP!!!!!!!!!!!!!』を、持ってきたのもそんな昔からミリオンを愛していた人、アニメ化を待ち望んでいた人、そんなプロデューサーに向けて、制作人からの『To P{P(プロデューサーに)}』とした意味合いも込められているんでは無いかと邪推したりもしました。

 

 

 

そして、個人的に、良いなって思ったのは、『オーデションまでPと未来が何度かぶつかる描写がある時に、Pが以前ぶつかった子だと思っていないように見える所』がめちゃくちゃ良かったように思います。

 

よくあるテンプレ展開のように、「前にもぶつかった」という事を覚えているよりも、今回のようにオーディションの場面で未来の方が、以前ぶつかった事があるのを思い出す事で、オーディション組とスカウト組の差別化がされているように感じました。

 

ざっくり言えば、未来はPとぶつかるというイベントを経ても、Pの記憶には残っていない。つまり、翼の様なグッとくる何かを感じさせないのです。この事から、未来が普通の女の子なんだなと感じさせます。

 

 

だからこそ、そんな記憶にも残らないような女の子が静香、翼と並んでステージをする事で、Pが目指していたビジョンの未来を見せたことで、オーディションの際に強い印象を与えたのだなぁと個人的に思いました。

 

名前通り、未来がミリオンスターズの未来を見せるあたり、めちゃくちゃ面白い展開だなと感じました。

 

個人的に強く印象に残っているのはこの2点です。

 

とはいえ、まだまだ語りたいことはいっぱいありますし、面白かった点も同じくらいあります。

 

静香のアイドルにならないといけないといったプレッシャーに押し潰されそうになるところを、未来がファンだと言って立ち直らせる辺りとかもう涙なしには見られません。静香のアイドルとして、自覚する大切なシーンですから。

 

まつりの、めちゃくちゃ気遣いが出来るところも存分にアピールされているように感じて、とても好印象でした。

 

私が映画で初めてミリオンライブに触れていたら、まつりが好きになっていたと思います。それくらい良く描かれていたように思います。

 

今後の展開で。ミリオンのみんなをこれくらい、それぞれの良さを上手く前面に出してくれたら嬉しいな。

 

 

 

 

 

【劇場版の悪かったところ】

 

なし

 

 

 

 

【結局美也の話をしたい】

 

世界一可愛い「はて?」が聞けます。

 

正直、第一幕ではあまり出番は無かったですが、それでも担当Pとしては言いたくなってしまいます。

 

美也が1番可愛かったよ。

 

 

アニメでは麗花さんと多く絡んでくれるのかな?某サロン的にもその展開は嬉しく思います。

 

第二幕ではもっと出番あってくれ。

 

 

 

 

 

【総評】

 

総評なんて偉そうな言葉を使いましたが、このアニメ化はずっと待ち望んでいた1人のPとしてめちゃくちゃ嬉しいですし、見て本当に損は無い作品だと思います。

 

秋には放送されるのに、わざわざお金払って劇場で見ることに抵抗がある人にも、個人的には騙されたと思って是非とも劇場へと見に行ってもらいたい。

 

ミリオンのコミカライズ『Blooming Clover』にもあった客席のペンライトの話がまさにコレだと思います。

 

ライブ会場のペンライトが1本減っても誰も気づかないように、劇場に足を運ばない人が1人いたところで誰もなんとも言わないし思わない。

 

でも、そこで劇場へと足を運び、面白かったとXなりで感想をポストする事、そうした一つ一つの重なりが、ミリオンライブのアニメをもっと広めるための波となっていく。

 

たとえ、小さく儚くとも、そこにいる意味は確かにあるのだな、と今なら思います。

 

 

だからこのブログにもきっと意味はあるはず。(結局これを言いたいところはある)

 

 

 

ただ、今回の見た限りでは、作品の面白さというより、本当にアニメになってる!未来たちが生きてる!といった思いの方が強く出てしまっていたので、純粋にアニメとして楽しむためにももう一度見に行きたいなぁとは思います。

 

 

今は応援上映も始まりました。

 

この際、おそらく盛り上がっていくことしか無いと思われるミリオンのアニメ。

 

1人でも多くの人に見てもらい、ミリオンライブの良さを知ってもらいたいです。

 

1人のPとして、切に願います。