好喜心は何とかをなんとか

宮尾美也さんのことを中心とした私趣味のことを書いたブログです。毎週末付近に更新予定。

星が夜空を暗くする

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【保守的な私の10年目の独白】


アイドルマスターミリオンライブの10周年イヤーが今月(2月) をもって終わり、新たに11年目へと突入しました。グリマスからミリシタへと主な活動の場所は変わってしまいましたが、自分の好きなコンテンツが10年も続いたことは素直に嬉しく思います。


ミリオンライブが10周年ということは、私と宮尾美也さんの関係も10周年……、というわけではないのです。宮尾美也さんを知って10年は立ちましたが、私が美也Pになってからはまだ8~9年程度でしょうか。

 

この宮尾美也さんを知ってはいるけど、担当ではなかったこの空白期間の話を今回はしたいと思います。個人的には嫌な気持ちになる人もいるかもしれませんと、前もって予防線を張っておきます。

 

 

 


【畏と我】


2013年当時、響Pだった私はシンデレガールズが一向に我那覇響の新しいSRカードを出さないことにしびれを切らし、サービス開始から数日たってグリマスを始めました。グリマスを遊んでいる当初は、響Pだったので我那覇響を初めとした765ASを中心にカードを育てていたように覚えています。


ミリオンのアイドルはどうかというと、最初のガシャから出たRの最上静香にちょっと惹かれた程度でしょうか。まだまだどんな子たちなのか未知数なのと、変化を嫌うというかねてからの自分の性格も相まって、なかなか手を出すことはありませんでした。

 

それこそ、アイマスの映画「輝きの向こう側」を見て北沢志保が気になるまで、ミリオンのメンバーにはあまり興味がなかったように思います。それからしばらくして、LTPシリーズのCDを聞くようになり、LTP13で永吉昴の可愛さを知ってから、初めは昴Pになろうかと考えていました。響と少し空気感が似ているように感じたんですね。これを皮切りにミリオンのアイドルも案外いいかもと思い始め興味を持つようになりました。

 

この時期は、こうして担当を模索しているだけでしたら良かったのですが、当時の若かった私はいろいろと自分が興味のないアイドルをいじったり少しけなしたりするような発言をしていました。もう何年も前なので誰に何と言った か、その大半は覚えていませんが、宮尾美也さんに言った言葉だけは今でも覚えています。


ここが今回の話のメインになるのですが、私は宮尾美也さんを担当にするまでのこの空白期間に暴言を吐きました。


今では大好きな宮尾美也さんに、当時の私は友人との会話の中で「 個性なさ過ぎてどんな子なのか興味もないわ」と言い放ちます。宮尾美也さんのことを全く知りもしないで見た目と憶測だけでこう言ったのです。


正直、この言葉が自分の中ではずっと引っかかっていました。今は大好きだからといって、過去に彼女にこうした言葉を吐いた事実は変わりません 。


私が美也Pとなって共に歩んでいるのは2年目からの美也なのです。暴言を吐いてしまった1年目の美也も含めて美也が好きだと言えるのかと聞かれると、「そうだ」と思っていても心が辛くなります。


きっと私には1年目の美也さんも好きだという資格が無い。


どれだけ、今の美也さんを愛して愛でていても、傷つけた過去の美也さんが救われるわけではないのだから。

 


こんな風に、酷い言葉をかけたのに、後に私は彼女にどんどんと惹かれていくのです。

 

 

 

 

【星が夜空を暗くする】


きっかけは、LTP10でした。当時の私は、発売順には聞いておらずCDショップでレンタルをして聞いていたので、聞く順番がバラバラで美也さんのいるLTP10はシリーズでもだいぶ最後の方に聞きました。


もっぱら、この時点ではまつり姫がいるのでずっと聞いてみたいと 思っていたのですが、実際に聞いてみると、まつり姫の『フェスタ・イルミネー ション』より、宮尾美也さんの『ハッピ~ エフェクト!』の方が耳に残ったのです。

 

特別好きなフレーズがあったとか、そういうのではなく本当になんでか分からないけどこの曲がすごく自分の中で気になり、これだけをずっと聞いていました。


毎日毎日、ずっと。


そうなると、歌っている宮尾美也さんの方にも段々と興味が湧いていき、どんな子なのか調べたりするようになりました。

 

明確に美也さんのここが刺さった!というよりは、このことをきっかけに徐々に彼女のことが好きになり 、2014年7月に行われたイベント『HAPPY★HAPPY★PERFOR M@NCE!!』(今でいうミリシタの周年イベントみたいなもの)で、宮尾美也さんの上位を目指そうと思い、イベントを楽しんでいる時に、自分は美也Pだなと自覚しました。


そのあとは、ライブにゲームを楽しんだり、グッズを買ったり、中の声優さんまで応援するようになってあれよあれよと月日がたち、今日に至るわけなのです、


でも、どれだけ楽しんでもふと思い返すと、自分の中に1年目の美也さんが残っているのです。


彼女の魅力に気付かなかっただったり、出会っていなかったのなら過去の美也さんというのは、だた知らなかったで終わるかと思うのですが、私は傷つけているのです。これは明らかに他とは違う。


彼女はただ傷ついたまま、誰からも救われずにそこにずっといるままなのだから。


美也さんが今、活躍したり注目されると当然、私は嬉しいのですが その分、私の中にいる1年目の彼女のことが頭をよぎってしまうのです。

 

まるで 、宮尾美也という星が輝けば輝くほど、その私の中の空が如何に暗いかということを教えるように、私の心は少し重くなります。

 

大好きな担当アイドルを過去に傷つけたというのは人にとっては些細なことかと思うのですが、私の場合はそうではない。傷つける必要のない子を傷つけた。

 

この事実が辛いのです。


だから、私は美也さんの内面の考察をするのが苦手なのでしょうね 。彼女という存在を知れば知るほど、過去に傷つけたものが如何に大きいものなのかを実感してしまうので。

 

私は、彼女の内面に触れるのが怖いのだ。

 

 

 

 

【スターナビゲーター】


ここまで読んで、ただのオタクの自分語りキモいなと思われてもいいですし、私に対する見方が変わってしまうこともあれば、それは仕方ありません。


いくら過疎ブログだとは言え、これをインターネットに流そうと決めた時点で、どうなるかはある程度覚悟をしたつもりです。


過疎過ぎて何も変わらないかもしれませんが、私個人のけじめというか、ミリオンライブが大好きで、それが10周年という一つの大台を迎えた最後のライブの前にこの気持ちを隠し、押し殺したまま11年目に行きたくないな 、と思っただけです。

 


これからも私個人としては美也Pを続けていくつもりです。ミリオンライブが大好きだし、宮尾美也さんが大好きだから。


そして、いつの日か1年目の宮尾美也さんも含めて、美也Pで良かったなと思える時が来ることを信じて。

 

一緒にオムライスを食べることが出来たら、幸せです。

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。